レストアが終わった時から、次の錆の進行が始まっていることも事実です。
空気と、水がある限り 錆は発生すると思って間違いないと思います。
・・・ で、少しでも錆の進行を遅らせることができるならと 電子防錆システムを装着してみました。
電子防錆システムは、何社からか製品が 出ているようです。
どれも良く似た理論のようですが、昔から良く名前を聞いたことのある(実績のある) 「ラストアレスター」を使いました。
12V−4chのもので、定価¥85.000 ・・・ ちょっと高いです!!
ちなみに、「エコガード」と言う製品は、同じ4アノードモデルで、定価¥32.800でありました。
どちらも性能的には、変わらないと思いますが、この先10年乗ることを思い 実績のある「ラストアレスター」を選択しました。
車輌用装着説明書から 一部を抜粋してみます
塗装の劣化とサビの発生メカニズム
車のボディーは塗装などで金属を密閉することにより、守られています。
しかし、塗装は酸性雨や汚れなどに含まれている化学物質などにおかされて
徐々に荒れて輝きを失い、密閉効果が減少してきます。
また、塗装には小さな傷やピンホールと呼ばれるミクロの穴が沢山あり、
塗装の劣化にともない金属まで貫通していることもあります。
傷やピンホールに水が入り込むと金属のもつ電子が水に奪われる現象が起こり、サビが発生します。
サビの発生を防ぐ
ラストアレスターは塗装の傷やミクロのピンホールにアノード(電極)から 微弱電流を
雨や結露時にできる水の膜を通して流すことにより、金属に電子を補充してサビの発生を防ぎます。
ラストアレスターの原理
ラストアレスターの取り付けは電気をコントロールするユニットと車体に電子を送り込むアノード(電極)
数個を車体に接着して配線を繋ぎます。
アノードから雨や結露によって生じた水の膜に微弱電流を流し、塗装のピンホール内の金属表面に
電子を補充してサビの発生を防ぎます。
また、長期に使用すると、雨などに含まれるカルシウムなどの鉱物質が電気分解で析出し、
ピンホール内の金属表面にコーティング膜を形成し、水や空気を遮断することにより、
サビを防ぐ効果を高めます。