JEEPの 純正ホイール

 四輪駆動車の 代名詞とも言える JEEP !!
10年以上も 前の 話であるが
長期出張で アフリカの砂漠地帯へ行った友人がいたが 
彼いわく
 「三菱のジープ と トヨタのランクルを 日本から持っていったのだが
 三菱のジープは 3ヶ月で動かなくなったが ランクルは 日本に帰る時まで 快調に働いていた」と 語ってくれた

 彼が お土産に フィルムケースに 入れて 持って帰ってくれたサハラの砂は サラサラだった
「しかし ランクルでも F (その当時は 60の時代)でなかったら この砂は 走れないです」 とも 言っていた
             (・・・ F  とは ガソリンエンジン搭載の ランドクルーザーです)


 もともと 40に始まり 60と ランクル・オーナーの 私ですが
今回 三菱のJEEPの ホイールをよく見てみると 気に入ったことが あった

 

バルブ(空気を入れる所)が 奥まった所に有り 泥の中で タイヤを空転させても ダメージを 受けにくい構造に なっている
タイヤは 磨耗すると 交換するが TLバルブは 普通交換しない。
バルブが古くなり ゴムが硬化してくると タイヤを泥の中で空転さすと 口金部分から エアー漏れを起こす事がある。
最悪な状況では バルブがちぎれて 飛んでしまうこともある。
その点では リスクが少ない優れたホイールである


一般には 次のようなTLバルブの取り付けホイールが 多い

  

これでは 泥に埋まって 空転した時に 不安である


ただし 純正の常であるのか 重い (反面 強い事も 確かである)

 JEEP純正 鉄ホイール(TOPY)    ・・・ 15x5.5J −−−10.8Kg
 TOPYアフターマーケット鉄ホイール ・・・ 15X7J   ーーー10.5Kg
 JIMNY純正 鉄ホイール        ・・・ 16X4.5J −−− 8.0Kg
 マッドスポーク アルミホイール    ・・・ 15X6.5J −−−6.1Kg
と言うわけで JEEPの ホイールに 9.5R15のタイヤを SETすると 30Kgにもなる
”バネ下荷重を 1Kg軽くすると ボディーを 10Kg軽くしたと同じ効果がある”と 言われているが
車の軽快さを取るか  無事 帰還できるか  で 選択すると良いと思う
現代では 4X4と言えど 普通の人は 前者を選ぶと思う