ぬう山

  「新居浜の、むかしばなし」より

 現代の様に、一般家庭にはカメラなんて普及してなかった時代ですから、当時の映像はありません。
「新居浜の むかしばなし」という、本がありました。
 文中にある、堀江神社へ行って、宮司さんに話を伺いましたが、昔はあちこちにあって、
特に、高専のグラウンドあたりに沢山あったようですが、今は無いようだ。  との事です。

 昔から、近くで百姓をしている方を、紹介していただいたので行って来ました。
ぬう山を、お聞きしたら、「ぬう山 懐かしいです」と、話していただきました。
小さくなっているけど、まだあります !! とお聞きして行ったのが下の写真。
 ぬう山
田の両端に寄せて、昔は山のように小高くなっていたと思われます。
水田には出来なかったものの、青白い砂で、ゴボウ・ラッキョ・は良く出来るそうで、
夏には、カライモ・カンショを今でも作っているそうです。 昔は、庄内には、あちこちに在ったそうです。


昔の、写真はありませんでしたが、多分このような風景が各地で、見られたのではないかと思います。

又、田の中に、上流から遺体が流れ着いて、そこに「お塚さん」を建てた話も聞きました。
”金子山の戦い”でなくなった方の「お塚さん」は、よく目にしますが、水害のがあるのは、初めて聞きました。
田の中にあって、トラクターでの作業の、邪魔になるのですが、(祟りを恐れて)よく移動しないそうです。