パネルドア

2007年1 月作成





  2004年に我が家を新築し離れと廊下を結びました。新築側は扉を付けていたのですが、離れの方はオープンのままにしていました。最初いらない と考えていましたが。離れの方にいるときは、やはりドアがあった方がよいなと思うようになり、ドアを取り付けることにしました。普通のドアではなくてパネ ルド アを取り付けました。
パネルドアはネット通販で壁紙屋本舗という店のパネルドアで窓なしのオーダサイズ(幅78×高さ200cm)にしました。


         

 新築側からみたところ廊下があり奥に部屋が見えます。   離れの部屋から見たとこ ろ。やはりなんとなく殺風景かな。
離れの部屋の天井の高さより廊下の天井の方が一段低くなっています。


  

パネルドアの高さは2000mmなので天井高よりも低いところまで枠を作りました。 
ドアの上部の枠にはガラスを入れることとしました。採光と言うか電灯の付け忘れが廊下にいて気付くためかも。
ガラスの厚みは3mmで枠は3mmのルータで加工しました。ガラスを扱ったのは初めて で「果たして3mmのガラスが3mmの溝に入るのか!?」と不安でした。
ガラス屋さんにガラスを買いに行き尋ねてみると普通は3mmのガラスには3.2mmの溝だとのことです。
持って行った枠を3mmのガラス板に合わせてもらうとぴったり入りました。トリマーで往復して溝を掘ったので多少広がってのでしょう。結果オーライです。




外枠はレッドシダーの2×4材で内枠をはめ込むための溝を10mmの深さでトリマーで彫りました。
内枠は白木を臍組みにして無塗装です。ガラスを入れてから外枠に下から入 れます。
外枠の下のパーツは取り外しが出来る様にオニメナットで止めています。その下にパネルドアのレールを付けています。
「取付場所の高さから2〜3cm引いた高さがパネルドアの高さ(H)となる」と壁紙屋本舗さんのHP には書いていました。しかし普通のドアの場合は10mmです。出来るだけ隙間を少なくしたいと言う思いと正確な加工が出来ると言う自身があって10mmに しました。採寸ミスがあると洒落になれないので何度も計りながら慎重に枠を取り付けました。





パネルドアはレールの留めビスを1本残して斜めにしてはめ込みます。




     
 むむっ!!ケーシングの厚みで隙間が出来てしまう。       隙間を埋めるべく ケーシング用のタモ材を張りました。





ぴったり完成!! 








<感想>

・パネルドアの取り付けだけならそれほど手間もかからなかったことだと思いますが、高さ調整のため窓枠を取り付けたのが手間を取りました。
・久々にトリマーも使ってみて、トリマーは面白い!!木工の可能性が広がるツールだと再認識しました。
・ガラスのはめ込みもうまくいったので満足。これからもガラスを使ったものも作ろうと思いました。
・タモ材は意外と堅いんだなと。打ち込んだ釘が曲がってしまい、1.5mmφの下穴を開けることで対処しました。
・パネルドアの製品自体はしっかりしていてわりとよさそうです。(他につけたことがないので比較できませんが:-P)
 ドアの把手の位置がもう少し低かったらベスト。上からカーテンみたいに吊っているので低く出来ないのかな!??
 マグネット受板のビスがインパクトで閉めていたら折れてしまいました。タモ材が堅いので慎重にすべきだったかな。。
 ただ1番じゃなくて2番のスリムビスくらいの方がしっかりしていてありがたいのではないかと思いました。
 レールのサイズは指定より誤差が大きかった(5mm短かった)。今回は問題なく施工出来たけど、誤差の表示は掲載しておくべきでしょう。
壁紙屋本舗さんの宣伝するつもりはありませんが、DIYマインドをくすぐる商品が多くありそうです。
次はロールカーテンかな。。。