オイル漏れ 修理

 オイルは、一滴落ちても、広がって多く漏れているように見える。
しかし、峠道を登った時に車の下から、オイルの焼ける臭いがするのは、気分的に良くない。
クランクシャフトの、オイルシールからの、漏れだと思う。
だが、ランクルのミッションは、重い!! 
で、修理工場に、お願いすることにした。

  
 クラッチカバーを外すと、内側には、エンジンオイルが、こびり付いていた。

 オイルパンを外す。定期的にオイル交換してたのでストレーナーも、キレイです。
クランクの、オイルシールよりも、オイルパンのシールからの漏れが多い事が判明 !!

 ミッションを、降ろしました。

  
 ミッションを、降ろしたついでに、チェンジレバーから、”シャー・・”という、音が出ていたので修理をお願いしました。
ベアリングだと、思っていましたが、やはりそうでした。
ベアリングを、取り出して、洗浄してオイルを取り除き回転させてみると、”シャラシャラ・・・”と音がします。
ちょっと、引っかかる感じのベアリングも、有りました。
 

 スピードメーター・ケーブルもこの際だから交換。
 良い機会だから、メーターパネルを、外したこの時に、
購入した時から、気になっていましたが、ライトを点けると、タコメーターの回転が、ガクッと落ちていました。
 赤・緑・黒の3本の線がタコメーターにつながっています。細い線です。
そして、スピードメーターから、照明の線が、あと一本タコメーターに、接続されていました。
これが、原因でした。 細いアース線を、照明の電流も流れて、電圧降下を起こし異常を起こしてたと、推測できます。
メーター本体から、アース線を追加してみました。結果は、良好でした。
20数年前、中古で購入したのですが、前オーナーが装着したのだと思います。
20数年ぶりに、この件は、解決しました。

 まるで、産業機械のギア !!
 乗用車車の、ベルハウジング型のミッションを見慣れた方は、自動車の部品とは思わないでしょう ・・・

  
組み上がって、きました。トランスファが付くと、自動車部品らしくなってきます。

 ギア・オイル注入中。 もう少しです。

 この、車はジャッキアップしなくても、作業が出来るのが、良いところ!!


 結果は、上々です。
”シャーー”  と言う音が、無くなりました。
現代の、車とは比べても仕方が無いレベルですが、以前と比べると、快適になりました。
旧車に乗るには、過剰整備も、必要かと感じます。