LP レコード
CDが、登場した時は、すごい衝撃でした。
12cmの円盤に、第9が入ってしまっていました。
しかも、途中でA面から、B面に、ひっくり返さなくても全曲、楽しめてしまいます。
追加して、デジタルだから、どのプレーヤーで聴いても同じ音が高音質で聴ける !!
なんて、紹介されていたものです。 もっとも、それは、早い時期に 否定はされましたが ・・・
しかし、普通に音楽を聴いていた多くの人々には、画期的な出来事でした。
取り扱いが簡単で、レコードのように、ノイズが無く手軽に楽しめるデバイスの登場でした。
第1世代のCDプレーヤーは、10万円を超えていたと記憶しています。
1年経つと、3−4万円になり、10万円を超えていた個性豊かな第1世代のCDプレーヤーも
同じ価格で、在庫投売り状態でしたが、新製品は、もっと魅力的なスペックを持っていました。
デジタルの、魅力と、怖さを感じた時でした。
一番、大変だったのは、レコード屋さんだったでしょう。
在庫のLPレコードを、半額以下で売っていたのを覚えています。
それほど、急激にメディアの変化があった時でした。
この時を、乗り越えたレコード屋さんは、CDになって在庫を置くスペースが小さくてすむ恩恵もあったと思います。
私、個人的には、LPレコードのジャケットの大きさが、芸術的感覚で作られていて、レコード選びの楽しさもあったと思います。
CDになると、小さく老眼がくるとつらいものがあります。
部屋の、インテリアにレコードジャケットを飾った時期もありましたが、それなりにサマになったものです。
現代のワンルームマンションなら、CDの大きさが良いのかも知れませんし、それなりのインテリアが開発されています。
エジソンが、蓄音機を開発してから、長い間、人類の知恵と、技術と、欲望と、その他もろもろ詰め込んだLPレコードです。
この度、業務用のレコードプレーヤーを入手しました。
ちゃんとした機器を使えば、”LPレコードも、なかなかやるじゃん” と、言う思いです。
30年前にすでに、マニアは、そして、富裕層の音楽好きは、こんなにいい音で音楽を聴いていたのか ・・・
そう実感しました。
捨てたものではない。 LPレコード !!
最近、見直されてきてる気配も感じます。
私も、遅ればせながら、LPレコードを見直してきています。
ブックオフ、とかハードオフに行くと、LPレコードが、¥105 であります。
そのままでは、ノイズが多くて聴くに耐えませんが、
「「レコード丸洗い」」 をしてみると、多くの場合よみがえります。
その方法を、紹介してみます。