導水路 (石ヶ山丈・貯水池 −−> 東平)
導水路を、一度、歩いてみたいと思っていたのだが、S氏が一緒に行ってくれる事になり
2010年11月21日に、歩いてきました。
コースは、水の流れとは逆になりましたが、馴染みのある 石ヶ山丈・貯水池から、東平に向かって歩きました。
上部鉄道と異なり、あまり歩く方は、居ない様で整備はされていませんが、そんな道の方が、
好きな方も世の中には、いると思います。 気をつけてお出かけ下さい。
そして、決して、無理はしないで下さい。
拡大図は、こちらから
私は、3km弱のこのコースで、3時間かかりました。
貯水池(沈砂池) 標高 729m
東平 (第3通洞) 標高 744m です。つまり、3時間歩いて、標高差 15m
登山では有りません。 かといって、ハイキングでもありません。
産業遺産を巡る冒険コースです。
もう一度、言っておきます。決して、無理しないでください。
あまり、人が通る道ではないので、いざと言う時に、1人では行かないほうが、良いと思います。
最初に、このコース最大の難所を、紹介して置きます。
落ちたら、終わりです。あまり人の通らない道ですので、一人だったら、いつ発見されるか分かりません。
良い子は、無理しないで ネ !!
その他にも、何箇所か 危険箇所があります。
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それでは、水の流れとは逆になりますが、石ヶ山丈・貯水池から、出発します。 12:26
貯水池の入口 右は、端出場へ。左は、貯水池へ。
導水路ウォークの始まりです。 こんな所だけなら良いのですが ・・・
ちなみに、メジャーで計ってみると、水路の幅は約130cm。深さも、約130cm。でした。
レンガ縦2枚分の道
トンネルの向こうに、出口が見えます。
しかし、トンネルの中をショートカットする気には、なれません。夏場には、蛇がいるかも !! 水溜りがあるかも!! 落ち葉の中に変な虫がいるかも!!
冬場には、猪が寝てるかも!! 落盤があるかも!! なんて考えると、迂回路を捜します。
第7導水トンネルを、歩いてみた。余り気持ちの良いものではなかった。
10m位の、短いトンネル。水が、流れていた跡が残っている。 計ってみると、高さ 85Cmくらい。
一緒に行ったS氏が、先に行って、写真を撮ってくれた。彼は、旧別子の調査が主である。
特に、間符(マブ)と言われる、旧採鉱跡のトンネルに興味を持っているようです。
私一人だったら、まず通らないトンネルを通る経験をしました。
迂回路を歩くことを考えれば、気持ちのいい事ではないですが、遥かに楽です。 詳しくは、こちらから
使われなくなって40年余り。今でも木桶が残っている鉄橋も在ります。
山中の水路
谷は、上部鉄道と同じ急傾斜
13:40 崩壊寸前の橋に到着。 多くの方は、この橋を見て引き返したと言う。
場所は、地図で見ると、上部鉄道の”切り通し”の、下になる。