V市の街中を歩いてみた。フランスの建物は非常に古い石の家ばかりである。街の中には教会や公会堂などが有り、全てが石造りであった。フランスでは、数百年前の家が当たり前のようであった。星越の社宅が築60年で古いと思っていたが、フランスでは新築住宅の部類に入るだろう。
街中の道も石を敷き詰めた道路であった。 |
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街中には、ローマ時代の遺跡も残っていた。昔のローマ帝国が、ここフランスまでも勢力を延ばしていた頃の物らしい。 |
フランスの街では、週末に市場が開かれる。
V市の街でも、土曜日に市場が開かれて、広場に多くの店が並ぶ。 主に農産物や畜産物が売られていた。また、別の場所では衣料品の市場も開かれていた。 土曜にはこのような市場を見て回って時間をつぶした。 |
アヴィニョンの近くにあるローマ時代の橋に案内された。谷間の中に石造りの橋がかけられている。これは、ローマ時代に遠くから水を引くために谷間に橋をかけたものだそうである。橋の上は歩いて渡れる。戻るときは、水が流れていたという水路を歩いた。人が立って歩けるほどの広さであった。橋から下を見ると、すごい高さである。このような難所に石の橋を建設したローマ人の技術に敬服した。 もし、日本で同時代にこのような橋が建設されても、地震で壊れて残っていないだろうと思った。 |
その後、リヨンの街に案内された。リヨンは大きな都市であった。多くのフランスの街は、古い石造りの建物が残されているが、リヨンの中心部には、高層ビルが立ち並んでいた。
リヨンの大聖堂(サン・ジャン大司教教会)などを案内してもらった後、D氏と別れることになった。 帰りは電車で帰ることになっていたので、駅まで送ってくれた。 駅に着いた頃、天候が急に悪くなった。雷が鳴り、突風が吹きだした。 |
V市の一般の店で見つけたピンクの象のぬいぐるみ。 |
同じくV市の店で置いてあった皿。
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パリの大丸で買ったフランス人形。
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