本堂で太鼓を打ち鳴らす中、山伏が登場。
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四方をお払いして浄める。
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松明に火がつけられる。
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大護摩に火が入り煙が立ち上る。
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大護摩が炎を上げて燃えあがる。
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護摩木を投じて、盛んに燃える。
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残り火の上に木片を蒔いて、燃えだした炎の中を山伏が歩く。
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炎が消えた後、一般の人も歩いて無病息災を祈願する。
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薬師堂には薬師如来・毘沙門天・弘法大師が祀られている。 お薬師様のご本体は掛軸に描かれた画像です。長い間掛けていたので傷みが生じ挙との表具屋へ修理に出しました。 それから一年後に修理が終わったから引き取りにくるよう頼りがあった。修理に持って行った角屋伍平は、さっそく京都へお迎えに行きました。 ところが表具やさんの床の間に同じもの寸分違わぬ二本の掛軸が掛けてあり、 「どちらでも持ってお帰りなさい。」 といわれて困ってしましました。どちらが持っていった本物かわからないので、お薬師さんを念じつつ目をつむり御利益があるなら、私に目に物見せてくださいと拝みました。目をあけてよく見ると画像が身をパチパチとしばたいたのでこれが本物だと思い持ち帰った。 それからというものは誰いうことなく、目引き薬師様というようになり、目の病気に御利益があるといわれ、現在も多くの人がお参りしている。 |