東人の新居浜生活新居浜見聞録 Part 5


東京ケーキ


 太鼓祭花火大会などでは、多くの出店が出る。その中で気になったのが、この「東京ケーキ」。
 店先に置いてあった「東京ケーキ」はピンポン玉程度の大きさのカステラ状の丸い菓子であった。
 私の記憶では、東京でこのような出店を見たことがない。このような菓子が、東京では普通に売られている訳でもない。
 この菓子のどこが「東京」なのだろうか?。

 この「東京ケーキ」の名前の由来は?。また、このように「東京ケーキ」を売っている地域はどの辺までなのだろうか?。
   

 


鉄道


 四国の鉄道交通は不便である。四国のJRは殆どが単線であり、複線化するという話は聞いたことはない。
 新居浜から松山まで行くのに、鉄道運賃は\1,750であるが、各駅停車で松山まで乗り換えなしでは行けない。松山までは特急を使うことになるが、特急券は、自由席で\1,150、指定席で\1,660で、自由席でも松山までの片道に\2,900かかる。
 松山までは、「松山特急」というバスもあるが、バスの運賃は、新居浜駅−松山で\2,200、自宅の近くの「住友病院前」から松山までは、\2,050であり、バスの方が安い。
 バスの終点の松山市駅は、伊予鉄道の松山駅でありJRの松山駅とは別の所にあるが、松山の中心は松山市駅の辺りであり、その面でもバスの方が有利である。
 JRは海沿いに今治の方を回って松山まで行くが、松山までは山を越えて行くと距離は短くなる。バスは約1時間半、JRでは約1時間であるが、JRの場合、駅まで行くことを考えると時間もかかり、割高になる。
  出張などで東京に出るときにはJRで松山まで行き松山空港を利用するが、個人で松山に出かけるときはJRを使うことは無い。
 正月などに帰省するときにも、自家用車で空港まで行き、空港の駐車場に車を置いて出かける。高速道路の料金や駐車料金などを計算しても、親子3人でタクシーとJRを乗り継いでいくより安くなる。
 JR予讃線を走る各駅停車の電車は、1両編成あるいは2両編成で走っている。1両編成のワンマン電車がコトコト走っている風景には、のどかさを感じる。

 


新し物好き


 ある人から、新居浜の人は「新し物好き」と聞いたことがある。 何か新しいもの、例えば新しい道ができたり、新しい店等ができると皆が先ず出かけるらしい。
 愛媛県の総合科学博物館がオープンした1週間後あたりに行ってみたが、すごい混雑であった。

 先日、新居浜に新しい大型スーパーマーケットがオープンした。
 オープンの当日、そのことは知らずにその近くの日曜大工センターに行った。その日曜大工センターは大きな駐車場を持っているが、普段は駐車場はガラ空きであった。それが、その日は満杯の状態であり、車を降りた人は、日曜大工センターの建物とは別の方向に歩いていく。 東人も日曜大工センターでの買い物を済ませた後、皆が歩いていく方に行ってみた。
新しい大型スーパーマーケットであったが、すごい人混みであった。 オープニング記念に何かを配っていたようであったが、それを目当てにか、多くの人でごった返していた。 身動きもとれないぐらいの混雑。レジの前の行列は売場の通路の半分までを占拠していた。
 これが新居浜の人の「新し物好き」の実体かと思った。 オープニングから1週間後に行ってみると、普通のスーパーマーケットの混み具合になっていた。
 しかし、この「新し物好き」を体験した東人も「新し物好き」の一人ということだろうか?。


校区


  新居浜市の地区の呼び方は、国道11号より南を上部、北側は、国領川を挟んで、川東と川西地区と呼ばれている。また、川東地区の中では、川東西部地区と呼ばれているところもある。
 新居浜の太鼓祭りでは、川西、川東、川東西部および上部地区の4区毎に運行される。

 東人の住んでいる星越あたりは川西地区にあたるが、その中でも惣開校区と呼ばれている地域の中にある。
  惣開校区とは、近くにある惣開小学校の学区のことであるのは判るが、新居浜では、小学校の学区で地域が呼ばれている。
 以前、町内会で惣開小学校の運動会への参加の要請があった。当家の娘はまだ小学校に通っていないので、まだ小学校とは無縁のものと思っていたが、新居浜では小学校の行事も地域ぐるみで協力するのかと思った。

 今年も、運動会の案内が来た。よく見ると、惣開校区の運動会を惣開小学校で開催する事らしい。
 小学校の校区というものが小学生だけのものでは無く、地域の活動の単位でもあることを知った。


星越

先日、妻が美容院に行った時、美容師に住まいは何処かと尋ねられた。
妻はなかなか言おうとしなかったが、あまりに聞くので、「星越です」と答えたそうである。
その時、美容師達は一瞬驚いた様子であったとのこと。そして、今まで妻のことを相手にもしてくれなかった「先生」と呼ばれている美容師が進んで妻の髪をみてくれたそうである。
星越」という所が、新居浜では特殊な地域に見られているようだ。
確かに、住友系の企業の管理職が多く住む所ではあるが、管理職と言ってもピンからキリまである。また、最近では、管理職以外の人でも星越の社宅に入っている。
先生と呼ばれる美容師の態度がコロッと変わっるほど、星越は特殊な場所のようである。
しかし、星越と口に出すまで、星越の人とは夢にも思われていなかった妻は、美容師達にどのように見られていたのだろうか?。


倉敷チボリ公園

日曜日に朝から夕方まで社宅一体が停電があった。電気が無ければ何もできないので、出かけることにした。今回は、少し遠出して瀬戸大橋を渡り倉敷チボリ公園に行ってみた。
高速道路で瀬戸大橋を渡るまでは順調であったが、高速の倉敷から出ようとすると、すごい渋滞で料金所までなかなか出られなかった。市内に出ても、チボリ公園の駐車場は満車の表示。少し離れた駐車場に導かれ、シャトルバスでチボリ公園に到着。

料金表を見ると、入場料等は高いと感じた。しかし、子供は6歳から有料とのこと。5歳の娘は無料で入場できる。
5歳の子供は入場無料なのでパスポート券も存在しない。大人二人分のパスポート券(\3,900×2)を買った。これで中の施設は何処でも行けると思った。
料金表にはフリーアトラクション券という欄があった。ここに幼児(4〜5歳)の800円と書いてあったのを見落とした。いや、見ていてもアトラクションが何を意味するかは、わかりづらい。

パンフレットには「北欧のくつろぎの文化を育んだチボリ公園の精神と魅力を受け継いだ倉敷チボリ公園で、「新しいのんびり」をご体験下さい。」と書かれていた。

チボリ公園の中はすごい混雑で、乗り物に乗るにも、食事をするにも長い行列が出来ている。
食事はファーストフードで済まそうとしたが、そこも行列ができていてなかなか進まない。行列が長い訳でもなく、販売の手際が悪いためと感じた。

乗り物は、娘の年齢では乗れないものが多かった。
観覧車に乗ろうとしたが、ここも45分待ちの行列。仕方なく行列に加わった。長いこと待って乗り場に近づいた所で、前に並んでいた人が係員にチケットが無いから乗せられないと言われ、追い返されていた。気の毒にと思っていたら、私たちの番になって、係員が娘の分のチケットが無いからダメだと言った。入場料は6歳以上から支払うことになっていたが、5歳でも乗り物に乗るには別のチケットが要るらしいことを初めて知った。
その前に乗ったコーヒーカップでは、大人と一緒に乗ることを確認しただけで何も言われなかった。
初めて来た人は、ここの料金制度は判りにくい。行列に並ぶ前に説明をするべきなのに、無駄な時間を費やした。
大人ならともかく、小さな子供も観覧車に乗るのを楽しみにして長い行列でずっと我慢して待っていたのに、子供の気持ちも判らないのか?。
観覧車の係員は、そのような子供のチケットが無い人に説明して追い返している間、観覧車のゴンドラを誰も乗せずに空のままで送り出していた。長い行列の原因の一つがこの係員の行動に現れた運営体質にあると感じた。
その後、妻は「ディズニーランドだったらこんな事はない!」と憤慨し、時間もあまりなかったので帰ることにした。高速料金と入場料とかなりの金額を支出して、良いことはなかった。

「くつろぎの文化」の精神など、全然感じられない所であった。

帰りに倉敷でガソリンを入れたが、ここでは、\80/リットル であった。新居浜あたりでは、\100/リットル程度であり、安かった(新居浜が高いのだが・・・)。


柑橘類

愛媛は「愛媛みかん」で有名な県であり、「みかん」でも紹介したように「日の丸蜜柑」のような高価な蜜柑を生産しているところもある。しかし、普通の温州蜜柑だけでは成り立たないのか、他の柑橘類の生産も盛んなようである。
スーパーマーケットで見かけた、柑橘類にも色々なものがある(必ずしも愛媛産では無いようだが)。

伊予柑、ハッサク、文担、ネーブル   (このぐらいなら、関東でも出回っている)

ボンカン、
ネーブルオレンジ、
タンゴール(温州蜜柑とオレンジをかけあわせたもの;清見タンゴールと言われている)、
デコタンゴール(清見タンゴールとポンカンから開発されたもの)、
デコポン、
マーコット、
アンコール、
ヒメポン、
晩三吉(「おくさんきち」と読むらしい)、
晩白柚(ばんぺいゆ)
安政柑
カラ・マンタリン(尾張系温州×キング)
ニューサマーオレンジ ・・・・・
大きい物や小さい物など色々と売られていた。


ホームページ

先日、妻が社宅内の奥さんを紹介され話をすると、「○○さんですか?、ホームページを見てますよ!」と言われたそうだ。
このホームページでは、実名は出ていないがどうして判ったのだろうか?。
その人は、最近新居浜に転勤してきたそうだが、新居浜転勤と知ったときにサーチエンジンで検索してこのページを知ったらしい。今でも、どこかに出かける時には、このホームページを見て行き場所を選ぶらしい。
しかし、どうして私のホームページと判ったのだろう?。社宅に住む人なら、このページを綿密に調べると、だいたいの見当はつくはずだが、当家とは特定はできないはずと思っていた。
それはともかく、愛読者がいたことは幸いかも知れない。


春の庭

冬の終わり、少し暖かくなった3月7日、娘がツクシを採ってきた。近くにある空き地に生えていたとのことで、一緒に行きツクシが生えているのを確認した。空き地は日当たりが良いので早く生えたのだろう。
その後、自分の家の庭を探すと、日当たりの良い場所にツクシが生えていた。

この時期になると、庭に名前の知らない雑草の白い花が咲き出す。まだ、他には花は咲いていない時期であり、雑草とはいえ、可憐な花を咲かせていると、当初は思った。
去年も、この時期に娘が花を集めて家に持ち込んだ。小さなコップに水を入れ、この花をさして玄関に置いていた。
数日後、玄関を通る度に、不快な臭いを感じるようになった。最初は原因は判らなかったが、この花から発生しているとしか考えられない。やはり雑草の花であった。後に、この花はハナニラという名前であることを教えていただいた。
もう暫くすると、桜も咲き、チューリップの花も咲くことだろう。


社宅の台所の脇に風呂の焚き口および洗濯場への入り口がある。そこまで行くには下足に履き替えていく。
その履き替え場の辺りに鼠が出没するのを見かけた。調べると小さな穴があり、そこから出てくるようである。
鼠と言っても非常に小さい鼠である。出てきて辺りでウロウロしたり、遊んだりして、また穴に入っていく。
娘も目撃したが、娘は「ネズミはリボンをつけていた」と言う。おかしな子である。
別に鼠の被害は無いが、殺鼠剤を買ってきた。ピンクの粒状の薬で、鼠が食べ続けると最終的に死ぬものとのこと。可哀想ではあるが、殺鼠剤を仕掛けた。
鼠が出てきてくわえて穴に逃げ込むのを見かけた。
年末年始に家を留守にしている間、殺鼠剤が全て無くなっているのを確認した。
食べてしまったのか、でも、全て食べたということは、まだ生きていることになる。
その後、また鼠が出てきて、元気であることを確認した。
殺鼠剤は減っていくが、鼠はいたって元気である。
元気な鼠に安堵する自分に複雑な思いを感じている

その後、近所の人からの話では、鼠は排水口を伝わって入ってくるらしい。当家に出てくる鼠も同じ鼠では無いようだ。 薬をいくら置いても鼠が元気な理由が判ったように思う。殺鼠剤を置いても無駄のようだ。


 夜中、家族が寝た後にインターネットをしている最中、奥の方で何か物音がした。何だろうと思っていると、いきなり二匹の鼠が現れ、畳の部屋で追いかけっこして、別の部屋の方に逃げていった。
 一瞬の出来事であったが、こんなことは初めてであった。逃げていった部屋を探したが、鼠は見あたらなかった。
 このことは妻には内緒にしておこう。

 その後も、何度か鼠を見かけるようになった。仕方がないので、鼠退治を考え、薬局に行った。鼠の薬以外に、「ねずみホイホイ」というのがあった。かつてのヒット商品の「ゴキブリホイホイ」のネズミ版である。購入して仕掛けた。
 以後、鼠がかかっていないか見てみるが、まだ捕まらない。ネズミの代わりに小さなクモが1匹かかっていた。

ある日、妻が冷蔵庫の裏で物音がすると言い出した。懐中電灯で裏を覗くとネズミの姿が見えた。
 冷蔵庫の裏のあたりに「ねずみホイホイ」を置いて、冷蔵庫の下から丸めた紙で追い出そうとしたが逃げられた。
 また、ある時、気がつくと、食品の収納場所に有った粉類の袋に穴が開けられ散らかっていた。ネズミの仕業だろう。
 その部屋の片隅の壁に穴が開いているのを発見した。近くには壁の材料が散らばっていた。鼠が開けたのだろうか。その穴の直前に「ねずみホイホイ」を置いた。
 次の日、見てみると鼠がかかっていた。
 しとめたぞ!。
 しかし、ネズミが出てくるのはここだけとは考えられない。この家の中には外にもネズミの出入り口が有りそうだ。
 
 「ねずみホイホイ」は新しいのを同じ場所に仕掛けた。その次の日にも一匹かかっていた。

 その後、暫くはネズミがかからなくなった。ネズミがいなくなったのかと思った。
 しばらくはこまめにネズミホイホイを覗いていたが、かかっていないので見なくなった。
 暫くして、台所でネズミの影を見つけた。あらためてネズミホイホイを見てみると、一匹かかっていた。
 捕まってから大分経っているようだった。
 他のネズミホイホイも調べてみると、ネズミの代わりにムカデがかかっていた。


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